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〒422-8063 静岡市駿河区馬渕2-14-33

作品紹介

あらすじ

 柴犬のジローと飼い主蒲谷さんは、バイクで日本一周の旅をすることになりました。

ただ旅をするだけではなく、災害被災者の救援募金集めを目的にしました。
最初は九州の雲仙普賢岳、それから北海道の奥尻島へ向かって出発したのが1994年。半年かけて目的を果たすことができましたが、横須賀(神奈川県)までの帰路では、交通遺児のために募金活動をしました。

 その翌年(1995年)、阪神大震災が起こり、神戸へ向けて二度目の旅に出ることになったのです。
その時に見た仮設住宅で生活する被災者の姿に、支援を続けなければとの強い思いを抱き、それから毎年春から年末にかけて、 五百万円を募金目標額として、全国を走り回りました。しかし、1994年4月下旬、5周目の旅先で不幸に見舞われました。 京都で寝泊りしていたテントの中で、蒲谷さんが脳内出血で倒れてしまい、緊急入院。手術で奇跡的に回復しましたが、 左半身に麻痺が残ってしまいました。

 ジローは蒲谷さんを探しに走りました。長く走って、道路へ飛び出した直ぐ後で車にひかれ背骨を複雑骨折、34針も縫う大けがをしていたのです。周りは行方不明のジローをさがして大変でした。 その時、親切な京都の方が引き取ってお世話してくれましたが、偶然「ジロー行方不明」の新聞記事を読み、お父さんの元へ届けてくれました。でも、ジローの後ろ足は麻痺したままで、自力で歩くことはできません。しかし、その京都の方が親切にも犬用車イスを作ってくれて、散歩に行けるまで回復します。

 それから蒲谷さんは、数ヶ月のリハビリ期間を迎えます。その後、北海道の会社社長の協力で、新しいバイクを購入し、蒲谷さんのバイク仲間が、片手で運転出来るようにバイクを改造し、サイドカーを取り付けてくれました。 ジローは車イスのおかげで移動には問題が無くなりました。 二人で何度もサイドカーの練習をし、また神戸に向かって出発しようと計画を立てます。

京都で倒れるまでに集めた募金を無事に届けることができるでしょうか?
※日本5週の走行距離は8万km、募金総額は708万円を超えました。


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